任意代理・任意後見・遺言・死後事務委任の4パック
状況
生前対策と死後対策について考えていらっしゃるお客様からのご相談でした。
現在のところ心身ともに健康であるが、自分がいつ認知証になるかわからず、また自分が死んだ後の遺骨などについてもあらかじめ考えておきたいということでご相談にいらっしゃいました。
当事務所からの提案&お手伝い
まず、生前対策として認知症になっても財産が滞らないように信頼できる人と任意代理及び任意後見契約を締結することを提案しました。
この契約を交わしておくことで、認知症になっても依頼者の預貯金を引き出し生活にあてることができるようになります。仮に交わしていないとなると、まわりの親族が自らのポケットマネーから扶養費用を支出しなければならず、後々相続の場面で争点となりえます。
次に、死後対策として遺言書作成と死後事務委任契約締結を行いました。遺言書を作成することで残された人々の相続手続きが簡易になります。そして、死後事務委任契約では、自分の遺骨や葬儀に関して思うままに対策を施しておくことができます。
結果
無事、依頼者の意向に沿った生前対策及び死後対策を施すことができました。
財産は人の生活を潤す役割がある一方、うまく機能しなければまわりの人々に迷惑をかけるリスクもあります。
少しでも不安のある方は、お気軽に専門の司法書士にお尋ねください。
自他ともに納得のいく対策を一緒に練っていきましょう。